ストラタシス・ジャパンは2月3日、3Dプリンタ用の素材として、FDM方式向けにASAマテリアルの新カラーと、Polyjet方式向けに新デジタルマテリアルをリリースしたと発表した。

FDM方式3Dプリンタ用のASAはプロトタイプから最終製品に使用される多用途向けの素材で、今回、既存のアイボリーとブラックに加えて、新たに8色(赤、オレンジ、ダークグレー、黄、緑、青、白、ライトグレー)が追加された。

ASAのカラーバリエーションは計10色に

また、Polyjet方式3Dプリンタ向けでは、従来の硬質樹脂とラバーライク樹脂の組み合わせのほか、ポリプロピレンライク樹脂とラバーライク樹脂の組み合わせでのデジタルマテリアルが可能となった。デジタルマテリアルとは、2種類以上の樹脂を同時に噴射し、その複合比率を変えることで、さまざまな物性を表現する技術。樹脂の組み合わせが増えたことにより、新しく20種類のデジタルマテリアル材料を生成することが可能となった。

今回リリースされた新素材ついて詳しくは、ストラタシスもしくは、日本での販売代理店である丸紅情報システムズとアルテックのホームページで見ることができる。