VA Linux Systems Japanは2月2日、「Linux/OSS プロフェッショナルサービス」のラインアップとして、オープンソースソフトウェア(OSS)の分散ストレージ技術「Ceph」の導入を技術支援するサービスの提供を開始した。価格は個別見積もり。

「Ceph」は、OpenStackのストレージ環境としても注目を集めているOSSの分散ストレージ技術で、ファイルストレージとしての用途に加え、オブジェクトストレージやブロックストレージとしても利用できる。

技術支援サービスは、大きく「コンサルティング」と「サポート：VA Quest」に分けられる。

コンサルティング・サービスでは、「課題整理などの導入検討支援」「技術調査および分析レポートの提供」「ソースコード解析調査」が行われる。

サポート・サービスでは、「インストール時のサポート」「導入後のソフトウェアサポート」「Cephを利用したシステム/OpenStack 環境の実機検証・性能評価支援」「障害解析」「障害回避の提案」「修正パッチの提供」「技術説明会の実施」が行われる。

Cephの機能強化・チューニングなどの受託開発については今後、技術支援の範囲を拡大していく予定。同社は、OSSのコンテナ型仮想化技術「Docker」についても、 OpenStack環境での利用を想定した検証を行っており、サポート対象に追加する予定だという。