日本郵船と富士通は、情報システム業務において提携し、日本郵船の100%子会社で情報システムの開発・運用・保守業務を担う株式会社YJK Solutionsの株式の51%を富士通が取得する方向で検討を開始すると発表した。
今後、日本郵船と富士通は、業務提携およびYJKの共同運営に関する具体的な検討を行い、合意に至った場合には、2015年3月末日までに正式契約を締結し、YJKは2015年4月1日より共同運営会社として業務を開始する予定。
日本郵船は、今回の提携により富士通が持つICTにおける総合力を活かし、QCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)をさらに向上させた高付加価値なICTサービスを、YJKを通じて調達することを目的としている。
一方富士通は、日本郵船グループの情報システム子会社としてYJKが培ってきた海運・物流・港湾運送における豊富な経験とノウハウを活用し、海運・国際物流業界向けICTサービスを強化し、積極的なビジネス拡大を目指す。