米Facebookが1月28日(現地時間)に発表した2014年第4四半期(2014年10月-12月)決算は、売上高が前年同期比49%増の38億5000万ドルだった。モバイル広告が堅調に伸び、アナリストの平均予想を上回った。
売上の93%に相当する35億9000万ドルが広告収入だった。そのうちモバイル広告の割合が前期の約66%から約69%に拡大した。
会計原則(GAAP)ベースの純利益は、前年同期の5億2300万ドルから34%増の7億100万ドルで、1株利益は0.25ドル。研究・開発費が172%増、マーケティング&セールス費が114%増と、前期に続いてコスト&費用(27億1800万ドル)の増加に利益が圧縮された。非GAAPベースの純利益は86%増の15億1800万ドル (1株あたり0.54ドル)。
2014年12月末時点の月間アクティブユーザー数(MAU)は前期比3%増の13億9300万人。そのうちモバイルMAUは6%増の11億8900万人。またモバイルのみのMAU (モバイルアプリまたはモバイルWebサイトのみ使用)が15%増の5億2600万人だった。デスクトップ版のみのユーザーが全体の15%であるのに対して、モバイルのみのユーザーは38%だ。