チームラボは、3Dプリンタを利用してオリジナルのスマホケースを製作・購入可能なKDDIのWebサービス「3D PRINT LAB.」の制作を担当したことを発表した。利用料金は3,980円 (税抜・送料込、一律料金)。
「3D PRINT LAB.」は、 Webブラウザ上でデザインしたスマホケースを高性能3Dプリンタで造形し、 約2週間で注文者が指定した住所へ届けるサービス。 同サービスの制作は、チームラボとDMM.comの「DMM.make 3Dプリント」が連携して行っており、チームラボはサービス企画や3Dエンジン設計、システム構築を担当。 スマホケースの造形は「DMM.make 3Dプリント」にて行い、ベースとなるスマホケースのデザインは、PRODUCT DESIGN CENTER代表/プロダクトデザイナーの鈴木啓太氏が手がけた。
また、同サービスでは、好みのベースデザインやカラ―、 立体スタンプを選んで配置するシンプルな操作でデザインのカスタマイズを行うことができる。選択可能なのは、ベース(5種)、ケースカラー(5色)、立体スタンプ(約80種)。チームラボが開発した3Dエンジンによって、どの立体スタンプを選んでもスマホケースとの隙間も自動で埋められる仕様になっているため、3Dモデリングの知識や経験がないユーザーでも操作可能なものになっているという。
そのほか、対応しているスマートフォンの機種は、Androidスマートフォン(isai VL LGV31、Xperia Z3 SOL26、Xperia Z1 SOL23、Xperia UL SOL22、Xperia VL SOL21、HTC J butterfly HTL23)、iPhone 6/iPhone5s/iPhone5/iPhone4S。デザイナー・吉岡徳仁氏が本体デザインを担当した「FirefoxOS Fx0」に関しても、2015年2月下旬より対応予定。
なお、 同サービスはPCからのみ利用可能となっており、申し込みにあたってau IDが必要。推奨ブラウザはWindowsの場合、Internet Explorer Ver.11以降、Fire Fox Ver.24以降、Google Chrome Ver.31以降。Mac OSの場合、Safari Ver.6以降となっている。