インクリメントPは1月22日、位置情報システム開発キット「MapDK5」の新バージョン(Ver.5.9.0)の提供を開始した。新バージョンでは、新しい地図デザインの追加、ユーザーオブジェクト存在判定機能の拡充、 Windows 8.1およびVisual Studio 2013に対応などの機能強化を行っている。
「MapDK5」は、インクリメントPのデジタル地図・ルート検索エンジンを搭載した位置情報システム開発キットで、最新の日本全国地図データを利用して、トラックやタクシーなどの配車・運行管理システム、動態管理などの物流システム、位置情報を活用した施設管理や商圏分析など、位置情報サービスの開発に利用できる。
新しい地図デザインの追加では、地図配色のパターンファイルとして、新しくオリジナルデザインの2種類を収録。ユーザーオブジェクト存在判定機能の拡充では、これまでの、円による範囲指定での存在判定に加えて、任意のポリゴン形状を検索範囲とするユーザーオブジェクト存在判定機能を追加した。
そのほか、住所逆引き機能で取得した住所名称を、都道府県、市区町村、町丁目の住所 要素に分解する機能を追加している。
なお、既にMapDK5開発キットを持つ顧客は、新バージョンを契約者様サポートページより、 無償でダウンロードできる。