PYPL PopularitY of Programming Language Index |
2015年1月の「PYPL PopularitY of Programming Language Index」が公開された。PYPLはGoogle検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。チュートリアルの検索回数を人気度と位置づけてランキングしている。Google Trendのデータが計算元のデータとして使われており、PYPLページのリンクを辿っていけば自国におけるそれぞれの割合なども表示させることができる。
2015年1月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Java | 24.7% | ↓ |
2 | PHP | 11.7% | ↓ |
3 | Python | 10.6% | ↑ |
4 | C# | 8.9% | ↓ |
5 | C++ | 8.2% | ↓ |
6 | C | 7.8% | ↑ |
7 | Javascript | 7.2% | ↓ |
8 | Objective-C | 6.1% | ↓ |
9 | Matlab | 3.0% | ↓ |
10 | R | 2.7% | ↑ |
11 | Ruby | 2.5% | = |
12 | Swift | 2.5% | ↑ |
13 | VisualBasic | 2.3% | ↓ |
14 | Perl | 1.3% | ↓ |
15 | lua | 0.5% | ↓ |
PYPL PopularitY of Programming Language Indexでは2014年に最もシェアを伸ばしたプログラミング言語としてSwiftを取り上げている。PYPLの結果はNet Applicationsとは集計方法が異なるため異なる値を示しているが、RとSwiftが上昇傾向を見せるといった長期にわたる変動に関しては類似の傾向を示している。
PYPL PopularitY of Programming Language Indexではチュートリアルを調査の対象としていることから、教育機関におけるプログラミング関連の授業や企業における新人教育時のプログラミング言語の採用傾向などが強く反映されていると見られる。