富士通コンポーネントは1月20日、Bluetooth Smartに対応し、実装面積を従来比で40%以上削減した小型無線モジュール「MBH7BLZ07」、「MBH7BLZ07-109011」2品種のサンプル受付を2月より開始すると発表した。
「MBH7BLZ07」は、同社のファームウェアを搭載したペリフェラルモジュールである。独自のデータ送受信プロファイルを内蔵し、シンプルなコマンド(UART)にてホスト側とデータの送受信が可能で、ユーザーでの組み込みが簡単な製品となっている。
一方、「MBH7BLZ07-109011」は、同社のファームウェアが非搭載のペリフェラルモジュールで、Nordic Semiconductorより提供されるツールを使用して、プライベートプロファイルを含む上位プロファイルをユーザーが自由に開発できるタイプの製品となっている。
両製品とも、サイズが11.5mm×7.9mm×1.7mmと、実装面積を従来より40%以上削減したアンテナ付表面実装タイプの小型モジュールであり、最終製品のさらなる小型化を実現する。また、モジュールでのBluetooth認証と工事設計認証を取得済みなのに加え、開発したソフトウェアの書き込みサービス(有償)や、ユーザーの製品上でのアンテナ特性最適化のサポートも行っているので、組み込み工数の削減にも貢献するとしている。
なお、サンプル供給は2月、量産は3月から開始する。