ビッグローブは1月19日、オフィスや店舗で、手軽にWi-Fi利用環境を構築できる「BIGLOBE Wi-Fiオフィス」の提供を26日から開始すると発表した。
「BIGLOBEオフィスサービス」ロゴ |
サービスは、専門的な知識を必要としない簡単な設定で、中小企業や部門単位の導入が容易になる。モバイル端末が最大50台まで接続可能なベーシックプランも月額2980円と低コストで提供する。
NTT東日本がOEM提供する「ギガらくWi-Fi」を活用しており、下り最大1.3Gbpsの高速無線通信が可能となる。BIGLOBEが申請に基づき、必要な情報をあらかじめWi-Fiアクセスポイント装置(AP装置)に設定するため、AP装置にLANケーブルを接続するだけでWi-Fi環境を構築でき、オフィスの工事なども不要だ。
また、AP装置1台あたりベーシックプランでは8個、ハイエンドプランでは15個のSSIDを設定でき、組織別にSSIDを割り当ててアクセスコントロールが可能となる。これだけではなく、来訪者向けWi-Fiを設定し、社内システムへのアクセスを防ぐようなセキュアな運用も実現できる。
サービスの利用には、インターネット接続や独自ドメインなどを利用できる「BIGLOBEオフィスサービス」(初期費用2000円、月額費用500円・税別)の契約が別途必要となる。