話題のソーシャルメディアキャンペーンをまとめてご紹介！

こんにちは、SMMLabの赤松です。

毎週お届けしている“話題のソーシャルメディアキャンペーン事例”。
話題になったキャンペーンから、企画内容や「話題」となったポイント、マーケティングプランにソーシャルメディアをどう取り入れていくかを、ぜひご参考ください！

映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』「サイコパス大捜査線」を実施。新宿駅に出現した“シビュラゾーン”が話題！ゾーン内を通過するとあなたの犯罪係数が表示される！

URL：http://psycho-pass.com/daisousasen/index.html
参考URL：http://gigazine.net/news/20150109-sibyl-system-shinjuku/

企業名：映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』
利用メディア（ツール）：Twitter
実施期間：2014年12月～

1月9日に公開された、映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』。公開に合わせて、様々な場所で「サイコパス大捜査線」を実施しました。秋葉原では商業施設でのスタンプラリーを実施したり、新宿ルミネエストではQRコードを読み取って各フロアに潜伏するキャラクターを鎮圧するミッションがあったり、都内を暴走する“コラボ護送車”の写真を撮ってTwitterにアップするミッションがあったり。
ニュースサイトやSNSのシェアで話題になっていたのは、東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードに出現した“シビュラゾーン”。ゾーン内を通過すると設置されたディスプレイに、あなたの犯罪係数が表示されるというもの。高い犯罪係数をマークすると、ディスプレイに「サイコパス」の公安局員が出現し執行されたり、ランダムに出現するキーワードを特設サイトで入力すると、デジタル年賀状をダウンロードできるなどの仕掛けもあり、行列ができていたようです。街中を大規模に使った話題性抜群のキャンペーンですね！

トヨタ　第9回「トヨタ夢のクルマアートコンテスト」を実施。第8回の入賞した子供たちの夢のクルマが動き出す映像も公開！

URL：http://toyota.jp/sp/yumenokuruma/

企業名：トヨタ自動車株式会社
利用メディア（ツール）：YouTube
実施期間：2014年10月～

トヨタは、第9回「トヨタ夢のクルマアートコンテスト」を実施しています。日本国内にお住まいの15歳までの幼児、小学生、中学生を対象として、「あなたが思い描く夢のクルマ」をテーマに作品を募集（応募は郵送）。最初に｢ローカルコンテスト｣として国内で審査を行い、各部門より選ばれた優秀3作品は｢ワールドコンテスト｣へエントリーされます。「ワールドコンテスト」では世界各国より選ばれた優秀作品を対象に金賞、銀賞、銅賞、入賞、特別賞の各作品が選ばれるそう。
特設ページでは、第8回の入賞作品を紹介するスペシャルコンテンツ「Dream Car of the Day」のほか、受賞した子供たちの夢のクルマが動き出す映像「夢のクルマビデオ」も公開しています。子供たちの感性豊かな作品の数々に感動させられます。描いたクルマが本当に動き出す日も近い！？夢あふれる企画ですね！

グリコ乳業　カフェオーレ「しゃべ顔応援メッセージ」キャンペーンを実施。QRコードを読み取るマストバイ企画。HIKAKINの体験ムービーも公開！

URL：http://web.cafe-ole.jp/info/special/message/

企業名：グリコ乳業株式会社（カフェオーレ）
利用メディア（ツール）：QRコード、YouTube
実施期間：2014年12月～

グリコ乳業は、カフェオーレで「しゃべ顔応援メッセージ」が楽しめるキャンペーンを実施しています。対象商品の裏面にあるQRコードからアクセスし、画像やメッセージ、音声を選ぶと、あなたの顔写真がしゃべりだす「しゃべ顔」が完成するマストバイ企画。対象商品のうち、受験生を応援する「勝て勝て！カフェオーレ」のパッケージは全部で10種類あり、そのQRコードからは「受験生応援バージョン」のページにアクセスできるそう。なお、特設サイトでは、人気のYouTuber『HIKAKIN』が実際に体験した動画も公開。既に80万回を超えて再生されています。『HIKAKIN』は、“ヒューマンビートボクサー”ということもあり、楽しみ方を解説するにはぴったりの人選！どんな「しゃべ顔」ができるのかわかり、自分もやってみたくなりますね。

JTB「女子旅！フォトコンテスト」を実施。Google+を活用して、女子旅に最適な写真を募集！

URL：http://jtpj.jp/jtbmd/photocontest/

企業名：株式会社ジェイティービー
利用メディア（ツール）：Google+
実施期間：2015年1月～

JTBの『女子旅つくるプロジェクト』は、「本当に女の子が行きたくなる旅をつくる」がコンセプト。現在、Google+を活用して、「女子旅！フォトコンテスト」を実施しています。女子旅に最適と思えるような写真を募集（2014年1月以降に撮影したもの）。Google+でハッシュタグ「#女子フォト　#女子旅」をつけて一般公開で投稿すればOK。優秀賞やGoogle+人気賞だけでなく、+1やリシェア、コメントなどで参加した人にもGoogle+応援賞を用意。それぞれ旅行券が進呈されます。一般的にGoogle+を活用したキャンペーンは少ないけれども、Facebookページのキャンペーンガイドラインが厳しくなりつつあるため、ファンから画像投稿をしてもらう形式の企画を行うSNSとして、Instagramのほか、Google+は見直されそうです。同企画も写真が沢山投稿されており、盛り上がりを見せています。

an×映画『ミュータント・タートルズ』ジャパンプレミアでの「スペシャル亀ラマン」を募集。ミッションは、「ジャパンプレミア」での撮影！

URL：http://weban.jp/contents/c/turtles_pc/?OP=610000852

企業名：株式会社インテリジェンス（an）、映画『ミュータント・タートルズ』　≪コラボレーション≫
利用メディア（ツール）：Twitter、YouTube
実施期間：2015年1月～

映画『ミュータント・タートルズ』公開を記念して、アルバイト情報サイト『an』は、「スペシャル亀ラマン（カメラマン）」を募集しています。日給は5万円、指令内容は、2月2日に有楽町にて実施される「ジャパンプレミア」のフォトスポットパネル前で、来場者の記念写真を撮影して、笑顔を集めること。Twitter応募の場合、【ジャパンプレミアに行きたい！】をあなたの意気込みに書き換えてツイートすればOK。貴重な体験ができるだけでなく、報酬もある“プレミアムバイト”企画を実施することで、アルバイトを探している人へのPR、そして、映画のPRにつなげていますね。

### キリンビバレッジ『Tropicana Essentials』シリーズ　「あなたの、不足を補いますキャンペーン」を実施。毎日の生活の中で足りていないものをツイートしよう！

URL：http://www.k-tropicana.com/special_essentials/index.html

企業名：キリンビバレッジ株式会社（『Tropicana Essentials』シリーズ）
利用メディア（ツール）：Twitter
実施期間：2015年1月～

キリンビバレッジの『Tropicana Essentials』シリーズは、“足りてる？あなたの、不足を補う果実。”というコンセプトの商品。現在、それに合わせて、「あなたの、不足を補いますキャンペーン」を実施しています。感動、愛情、時間、潤いの4つから、毎日の生活の中であなたに足りていないものは何かを、欲しい賞品コースを選んでつぶやく企画。感動コースなら「パリ4泊6日の旅」、時間コースなら、「家事代行」など、それぞれのインセンティブはユーザー目線で設定されています。また、Wチャンスとして、ハズレた中から抽選で45名に『Tropicana Essentials シリーズ』のうちあなたが不足していると思う成分1種を約1ヶ月分をプレゼント。
ツイートする際、タブを切り替えると自動的にハッシュタグが変わり、投稿しやすい一工夫も。わかりやすく、自社商品PRにつなげたキャンペーンになっています。

さくら観光×現役女子大生　さくら観光大使企画第2弾「ロードムービーコンテスト」を実施。投票＆ヒトコト投稿の2段階キャンペーン！

URL：http://www.489.fm/ambassador.html

企業名：株式会社さくら観光
利用メディア（ツール）：Facebook、YouTube
実施期間：2015年1月～

さくら観光は、さくら観光大使企画第2弾「6大学の美女たちが旅ムービーで競い合う！ロードムービーコンテスト」を実施しています。動画視聴＆投票企画とヒトコト投稿企画の2段階キャンペーンになっています。6大学の美女たちが旅ムービーを見て投票した後、ムービーを見て“自分も行ってみたい！やってみたい！”と思ったことを投稿するという流れ。投票してくれた方全員に、さくら高速バス200円割引クーポンをプレゼント（200円引クーポンは、参加完了メールにて配布）。
昨年、同Facebookページで、女子大生の「さくら観光大使」を決める公開オーディションを実施していた同社。顧客層である、大学生から“大使”を選び、コンテンツを製作することで、その年齢層に広まる機会を創出していますね。

映画『ゴーンガール』「エイミーを探せ！」キャンペーンを実施。夫と妻のどちらが真実を語っているか予想しよう！

URL：http://www.findingamy.jp/

企業名：映画『ゴーンガール』
利用メディア（ツール）：YouTube、Twitter
実施期間：2014年12月～

映画『ゴーンガール』は、「エイミーを探せ！」キャンペーンを実施しています。5回目の結婚記念日に姿を消した妻、エイミーに何が起きたかを予想する企画。特設サイトに公開されている予告編やヒントを見て、夫と妻のどちらが真実を語っているか、予想をツイートすればOK。抽選で1名に旅行券50万円分をプレゼント。ツイートするには、予告編全編とヒント（1つ以上）をチェックするのが条件となっていて、見ているだけでストーリーが気になってしまいますね。映画の素材を小出しにして、キャンペーンから映画への興味を引き出し上手にPRしています。

本稿は、ソーシャルメディアマーケティングラボにて掲載された記事を転載したものです。

　

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