NECディスプレイソリューションズは1月16日、超高輝度の47型液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-X474HB」を発表した。1月23日より出荷を開始する。
大画面ディスプレイなどの表示機器を使用し、映像・画像を通してさまざまな情報を提供するデジタルサイネージは、公共施設や交通機関、商業施設など多くの場所で導入が進んでいる。同製品は、2000cd/m2の超高輝度液晶パネルを採用しており、外光の影響を受けやすい明るい環境下でも明瞭で見やすい映像・画像の表示が可能。また、斜めの位置から画面を見た場合でも、色合いや輝度、コントラストが変化しにくい広視野角パネルを採用しているので、優れた視認性と色鮮やかな画質表示を実現している。さらに、液晶パネルは従来モデルに比べ、高温に対する耐性が向上しており、気温上昇が引き起こす黒化現象が起こりにくく、安定した表示を維持する。
そして、周囲の明るさを検知する外光センサを内蔵し、画面の明るさを、設定した輝度に自動で調節する。これにより、空間の明るさに応じた輝度を常に保ち、優れた視認性と省エネを実現する。この他、オプションの人感センサ内蔵リモートコントロールキットを使用すると、人の動きを感知して画面や音声を自動でオン/オフできるので、不要な電力の削減に貢献する。また、カスタムモードでは、表示コンテンツの切り替えや画面の輝度、音量の調節など細かい設定が可能となっている。