アドビ システムズは15日、同社の日本製品担当ブログ「Photoshop 日本公式ブログ」において、Android向けの「Lightroom mobile」の提供を開始したことを発表した。同社のサブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud」または「Creative Cloud フォトグラフィプラン」のメンバーが対象で、Google Play Storeからダウンロードできる。価格は無料。
このたび提供が開始されたAndroid版「Lightroom mobile」は、先行リリースされているiOS版と同様に、デスクトップソフト「Photoshop Lightroom 5」と連携して、画像の編集・管理・共有をモバイルデバイス上から行えるアプリだ。MacやWindows上のLightroomカタログの編集、メタデータやコレクションの変更の同期などが行えるほか、Androidデバイスの写真ギャラリーから画像を自動で読み込んでデスクトップ版のLightroomカタログへ同期したり、スマートプレビューを利用した非破画像編集を含むLightroomでの画像編集ツールやプリセットの利用、採用/不採用のフラグ付けなどが可能となっている。
なお、同アプリはAdobe Creative Cloudの一部として提供され、利用するにはサブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud」または「Creative Cloud フォトグラフィプラン」(月額980円)のメンバーであり、かつ「Photoshop Lightroom 5.4」以上を利用していることが条件となる。これらのメンバーでない場合は、Lightroom mobileの30日間の無償体験版を利用可能。30日経過後も引き続き利用する場合、Creative Cloudサブスクリプションの購入が必要となる。