テクノスジャパンとテクノスデータサイエンス・マーケティング(TDSM))、早稲田大学総合研究機構マーケティング・コミュニケーション研究所は1月14日、共同で、異業種間でのデータ連携に拡大したデータ解析モデル実証を進めていると発表した。
テクノスグループは2013年12月、早稲田大学とビッグデータを活用したマーケティング分野での産学連携を開始。同大学大学院 商学研究科の守口剛教授を中心に、TDSMの持つデータ解析ノウハウや顧客企業の購買データを活用しながら、消費者行動モデルの構築や効果的なマーケティング・広告手法の確立を目指し活動している。
2014年4月には、共同研究第1弾として、クラシエの商品ブランド価値の向上を目的に、消費者行動や購買心理の分析を行う研究プロジェクトを開始し、商品企画にビッグデータ解析の手法を取り入れ、ブランド価値のさらなる向上を図ったという。
なお、3者は2015年1月時点において、クラシエがマーケティングに活用してきたデータのほか、国内のドラッグストアが持つ販売データや、米NetBaseが提供するソーシャルメディア分析を通じた大量の未来データによるデータ解析モデルなどを実証検証中。これにより、解析モデルの完成を目指す。