Platform IDは1月14日、プログラマティック・ダイレクトを活用し、オフラインユーザーへ向けたターゲティング広告配信メニューの提供を開始した。

プログラマティック・ダイレクトを活用したターゲティング広告配信メニュー概要図

プログラマティック・ダイレクトとは、媒体・広告枠・期間・単価・インプレッションを指定し、配信在庫をシステム上で買付できる取引形態の予約型の広告。RTBとは異なり、オークションによる買付競争が発生しないため、特定の配信在庫を独占し買い付けることが可能だ。

これにより、広告主は、配信面の透明性が確保でき、ブランド毀損の防止を実現する。一方、媒体社は、期間・単価・インプレッションを保証して販売する広告枠をシステム上で取引することで、運用作業の削減のほか、落札単価が変動するRTBで発生する値崩れの防止や、媒体価値の維持、収益の安定化が可能だという。

今回、プログラマティック・ダイレクトの取り組みを始めるにあたり、その第一弾として、「Xrost DSP」との接続を実施。Xrost DSPを活用することで、オフラインデータを掛け合わせ、良質なユーザーに対して企業ブランド価値を損なわない予約型広告訴求が実現できるという。