ウエアラブル・ブームに乗ってたくさんのフィットネス用デバイスが登場しているが、ウエアラブルデバイスは実際にしばらく使ってみないと分からないことも多い。そこでサンフランシスコを拠点とするLumoidというスタートアップが、フィットネス向けウエアラブルデバイスを使い比べられるオンラインレンタルサービスを開始した。

Lumoidの新サービス「Wearable Gear」には、フィットネスバンド(「Fitbit Charge」「Garmin Vivosmart」「Jawbone Up24」)、フィットネストラッカー(「Withings Pulse O2」「Jawbone Up Move」)、スマートウオッチ(「Pebble Smartwatch」)など、20以上のフィットネス用デバイスが揃っている。ユーザーは1回のレンタルで5製品を選んで一度に借りられる。料金は7日間で20ドル(約2,390円)。試用が終了したら、送られてきた箱に入れて送り返す。気に入った製品があったらLumoidから購入することも可能だ。

フィットネス用デバイスをまとめて5台レンタルして使い比べられる「Wearable Gear」

Lumoidは昨年春にハイアマチュア向け/プロ向けのデジタル一眼カメラ/レンズを貸し出すオンラインレンタルサービスを開始して話題になった。普段の撮影は「スマートフォンで十分」という層を主なターゲットにしていたが、購入前に試用するために借りるユーザーも多かった。その経験から、今度は購入前に使い比べるためのレンタルサービスとしてWearable Gearを開始した。