LINEは9日、スタンプに一言フレーズを付けて投稿し合えるアプリ「LINE スタンプス」を正式公開した。ユーザーはスタンプを購入することなく、アプリ内で好きなスタンプにフレーズを付けて投稿できるほか、ほかのユーザーが投稿したスタンプに「いいね」を付けたりコメントのやり取りが楽しめる。価格は無料。
「LINEスタンプス」は、ユーザーがアプリ内から好みのスタンプを選び(購入していない物も含む)、タグ(ひと言フレーズ)を入力して投稿できるというスマートフォン向けアプリ。初期のラインナップとして、クリエイターズスタンプとLINEキャラクタースタンプを合わせた100万種以上のスタンプが、アプリ内に表示されるとのことだ(スタンプ数は利用国によって変動)。11月27日より先行してテスト公開されていたiOS版に続き、このたびAndroid版もリリースされ正式公開となった。
また、同アプリの「ホーム」画面では、他のユーザーが投稿したスタンプ+タグを時系列で閲覧し、気に入ったものに「いいね」やコメントを付けることが可能。さらに、自分が投稿したスタンプにほかのユーザーがどんなタグを付けたのかを参照したり、キーワードでの検索も行えるので、ほかのユーザーの投稿によって意外なスタンプの使い方に気づいたり、SNSでよく見られる「スタンプ大喜利」的な遊び方を、スタンプを購入することなく楽めるようになっている。
そのほか、「いいね」が多くついたスタンプのランキングや、獲得した「いいね」数の累計に応じたユーザーランキングを閲覧したり、気に入ったスタンプがあれば「LINEで見る」ボタンよりLINEアプリ内のスタンプショップに遷移し、購入することも可能。これにより、ユーザーは今まで知らなかった新たなスタンプと出会いやすくなり、スタンプクリエイターにとっては、より多くのユーザーに自身のスタンプを知ってもらえる機会の増加が期待できるということだ。