東京メトロはこのほど、大規模な震災などの発生に備え、同社が管理するすべてのエレベーター(129駅310台)に非常用品を設置すると発表した。
非常用品は、大規模な震災等が発生して、エレベーターが最寄りの階に移動できず途中で停止したままとなった場合、救助を待つ間に利用することができる。
11人乗りエレベーターの場合、非常用飲料水(50ml×10)が1個、簡易トイレ(大)が3個、簡易トイレ(小)が3個、エマージェンシーブランケットが2枚、ホイッスルが1個、サイリュームライトが2本、救急用品1式が設置される。
20人乗りエレベーターの場合は、非常用飲料水(50ml×10)が2個、簡易トイレ(大)が6個、簡易トイレ(小)が6個に増える。
非常用品の設置は平成27年度中に完了する予定。