MediaTekは1月6日(米国時間)、Googleと共同でAndroidテレビ向け4K TVプラットフォームを開発したと発表した。
同プラットフォームは、MediaTekのCortex-A17/A7(2コア×2)SoC「MT5595」にAndroidテレビソフトウェアを導入することで実現したもので、4K対応テレビを用いてGoogle Playからお気に入りの動画や番組を視聴したり、アプリ、ゲームを楽しんだりすることができるようになる。
また、コンテンツやアプリは音声で検索をすることも可能なほか、Google Castに対応しているため、モバイル機器やノートPCから動画などを4Kテレビに転送して映し出すことも可能だ。
「MT5595」はCortex-A17 2コアおよびCortex-A7 2コアのほか、VP9や4K2K再生に最適化されたHEVCのサポート、毎秒60フレームでの円滑な動画表示の実現などが可能な4Kテレビ向けSoC。ATSC/DTMB/DVB/ISDB放送、Ginga/MHEG/MHPミドルウェア、ブロードバンドサービス(HbbTV)など世界各地の放送方法にも対応している。
すでに量産も開始されており、同製品を搭載したAndroidテレビ製品は、2015年3月より販売が開始される予定だという。