2015年の年頭にあたり、シスコシステムズ合同会社 社長 アーヴィン・タン氏は、以下の年頭所感を発表した。

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。

シスコは昨年12月に創業30周年を迎えました。シスコの歴史はインターネットの進化とともにあり、日本においても、20年以上にわたり、お客様、パートナー企業には格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。

シスコでは、これまで結びつきのなかった「人」「モノ」「データ」「プロセス」のすべてをインターネットでつなぎ、誰もが体験したことのない新しい価値を創造するビジョン「Internet of Everything(IoE)」を提唱しています。弊社では、昨年、IoE分野で日本初となる資本出資をはじめとしてエコパートナーを拡大し、またシスコで世界で7拠点めとなるInternet of Everything Innovation Center Tokyoを開設するなど、IoEの実現に向けた基盤を整えました。2015年は、このような取り組みを更に加速し、IoEの本格展開を通じて、社会や産業のイノベーションに貢献してまいります。

また、国内市場が人口減少と成熟化に直面するなかで、多くの日本企業がアジアでの事業進出・拡大をはじめとするグローバリゼーションを成長戦略の核に据えています。弊社では、シスコが世界中にもつ人財、ソリューション、テクノロジーなどの経営資源をフルに活用し、またパートナー企業とも連携しながら、日本のお客様のグローバルな事業展開を支援してまいります。(クラウド、モビリティ、アプリケーション セントリック インフラストラクチャ、セキュリティといった)最先端のITをお客様にいち早く活用いただき、お客様にビジネスの成果をお届けすることを目指します。

弊社では、2020年に向かって日本の経済、社会、産業、企業の変革と成長に寄与すべく、日本のお客様、パートナー企業との関係を一層深化させてまいる所存です。本年も、より一層のご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。。