LINEは1月6日、LINEアプリ上からタクシーを呼ぶことができるタクシー配車サービス「LINE TAXI(ライン タクシー)」をLINEアプリ内で公開したと発表した。
同サービスは、外部アプリの追加インストールが不要。ユーザーは、LINEアプリ上からGPS機能の利用や建物情報の入力を行い、乗車位置を指定するだけで、タクシーが呼べる。
これにより、タクシーが捕まりにくい時間帯や、タクシーの通行量が少ないエリアなどでタクシーを呼ぶといった状況で、簡単にタクシーを呼ぶことができる。
また、配車までの待ち時間の目安が「LINE TAXI」内の地図上に表示されるため、タクシー手配にかかるおおよその時間を想定することができ、計画的なタクシー手配ができる。
さらに、支払いはLINEのモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」と連携しており、降車時の料金支払いプロセスが一切不要となる。
当初は東京23区内・三鷹市・武蔵野市で提供を開始し、近日中に全国版の提供を開始する予定だ。
LINE TAXIは、日本交通と提携しており、東京版公開時には日本交通が保有する車両を含む約3340台の車両が対象。全国版の展開では、日本交通が提携するタクシー事業者129グループ保有の合計約2万3000台が順次対象となるよう準備を進めている。