2015年の年頭にあたり、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 マイケル キング氏は、以下の年頭所感を発表した。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は格別なるご高配をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。
シトリックスは昨年、本社創業25周年の節目を迎えました。日本を含む全世界で、その節目の年を次の25年への始まりの1年にすべく、弊社の理念である「Work Better. Live Better.」のもと、世界のお客様が新しいよりよい働き方を実現するための技術および製品の提供に注力してまいりました。
シトリックス・システムズ・ジャパンは、1997年に日本でビジネスをスタートして以来、これまでに約30,000の日本のお客様に製品を提供してきました。これらのお客様には、都市銀行、地方銀行、公共および教育機関をはじめ、各業界のトップ企業が含まれます。
2014年、企業ITにおけるモバイルおよびクラウド利用の流れは更に加速し、多くの国内企業において本格的な導入が進みました。従業員の生産性向上や労働力の確保を見据えた企業のワークスタイル変革やビッグデータの活用にも関心が高まり、攻めのIT投資を行う企業が増えてきています。一方で、大手企業の情報流出事件を機に、不正アクセス、USBや端末機器紛失、システム設定ミスなどによる企業の情報漏えいおよび流出問題に対しての一般の注目が高まり、情報やデータセキュリティへの関心が特に高まった1年だったのではないかと思います。
世界中の企業と同様、多くの日本の企業は、生産性、柔軟性、およびセキュリティを向上させるワークスタイルや職場環境を変革するためのITソリューションを探しています。お客様のニーズは多岐にわたり、またどのネットワーク、クラウドインフラを使っているか、どのデバイスを使っているか、どのようなデータ、アプリケーションを利用したいのかなど、絶えず変化しています。シトリックスは、このようなお客様の多様なニーズに合った最も包括的なソリューションを提供し、「Software-Defined-Workplace」による人々の体験、情報セキュリティ、そしてビジネスにおける柔軟性の実現を支援しています。
私どものお客様は、シトリックスの製品を採用し、先進的に自社のワークスタイル変革を実現しています。シトリックスは、日本のお客様およびパートナー様とより緊密に連携し、革新的な技術の提供を通じて、2015年も日本企業のワークスタイルの革新およびビジネスの成長に貢献してまいります。
新しい年が、皆様にとりましてすばらしい一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。