インフォアジャパンは12月25日、日本市場で主要ERP製品「Infor L」「Infor M3」「Infor SyteLine」をアマゾン ウェブ サービスのクラウド上で提供開始すると発表した。
これに伴い、既存のオンプレミスのERPを今回提供開始するクラウドERPへと移行する「Infor UpgradeX」プログラムも提供を開始する。
「Infor UpgradeX」は、インフォアの業種別機能に強みを持つ各オンプレミスのERPの資産を直接クラウド上に移行し、システムの保有コストを削減や、サービス中断時間の短縮によるディザスタリカバリを実現する。
クラウド版の各ERPはInfor 10xバージョンに対応しているため、これまでの独自のカスタマイズをしたシステムに代わり、最新の業種別の機能や分析機能を利用可能。
提供開始するクラウドERPは、「Infor CloudSuite LN」(Infor UpgradeXによりInfor LN<旧製品名:Baan>から移行可能)、「Infor CloudSuite M3(Infor UpgradeXによりInfor M3<旧製品名:Movex>から移行可能)、「Infor CloudSuite SyteLine(Infor UpgradeXによりInfor SyteLineから移行可能)」となる。
各ERPは1ユーザー当たり月額約1万3000円(税別)から提供する(利用製品・利用ユーザー数によって価格は変動)。