Windows Internet Explorer 11 |
米Microsoftはこのほど、「Make your browsing 14x safer for the holidays! - Microsoft Malware Protection Center - Site Home - TechNet Blogs」において、最新バージョンのブラウザのほうが従来のブラウザよりも安全性が高いという分析結果を伝えた。報告によれば、IE11はIE6と比較してアクティブなマルウェアに遭遇する危険性が14倍も低減しているという。
同社は、Internet Explorerは各バージョンにおいて常に最新版へアップグレードし続ける必要があるが、メジャーバージョンを上げるのもセキュリティ対策として効果が見込める方法としている。Internet Explorerはメジャーバージョンが上がるごとに利便性の向上と標準規約への準拠性、セキュリティ機能の強化などが実施されているからだ。
これはInternet Explorerに限った話ではなく、主要なWebブラウザは最新版のほうが設定を安全な方向に振るとともに、セキュリティの脅威への対策機能の強化などを盛り込んでいる。業務システムで使う場合は、互換性の観点からバージョンを固定して使う傾向が見られるが、セキュリティの観点から見るとより最新のバージョンへの移行が推奨される。