インテージは12月18日、関東のみで展開をしていた「i-SSP(インテージシングルソースパネル)」のテレビ視聴パネルを、関西・中京エリアへも拡大し、2014年12月からのデータを2015年1月より提供開始すると発表した。
i-SSPは、「メディア接触情報」と「購買情報」を同一個人から収集するシングルソースパネル。テレビの視聴データを収集するテレビパネルモニターから、パソコン・モバイル経由でのWebサイト閲覧・広告接触や購買に関するデータも収集する。
そのため、消費行動と情報接触の関係性や、テレビ・ウェブのクロスメディアでの広告効果、別途アンケート調査を実施することによる認知・購入意向等の態度変容などを把握することができる。
なお、データ提供に先駆け、2014年11月のデータをもとにテレビ視聴状況をエリア間で比較したところ、関東が140.2分、関西が150.0分、中京が146.6分となり、ほぼエリア差はみられなかったという。
年代別に比較をすると、年代が上がるごとにテレビ視聴時間は増える傾向だという。各年代でのエリア差を確認すると、35~49歳において関西エリアの視聴時間が長いことがわかる。