ESETセキュリティ製品を提供するキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は12月17日、正規のソフトウェアのアップデートで実行されるPOSを狙ったウイルス「LusyPOS」の検出を発表した。

ESET提供のマルウェア情報局

12月に入り、POSウイルスの発見が相次いでおり、これらのウイルスは「年末商戦に向けて開発されている」とESETは指摘。今後、これらのPOSウイルスの脅威が拡大する可能性があると指摘している。

ESETではこの「LusyPOS」を「Win32/Poxters.C トロイの木馬」「Win32/Poxters.Cの亜種 トロイの木馬」として検出。ウィルスの別名は「TSPY_POSLUSY.A (TREND MICRO)」となっている。

同社では、今後、現在確認されているウイルスの亜種が発生する可能性があるため、ウイルス定義データベースは常に最新のものを利用するように警告している。