日本のキャビンアテンダントの制服、かっこいい/かわいいと思いますか?(写真はファッションデザイナー・丸山敬太が手がけたJALの制服) |
飛行機で必ず出会うキャビンアテンダントさん。いつもキリッとした着こなしで私たちにサービスを提供してくれます。最近ではスカイマークが発表したキャンペーン用の超ミニ制服が話題になりましたが、やはり国を問わず女性が憧れる制服のひとつであることは間違いありません。そして、日本にも航空会社ごとにさまざまなデザインが採用されています。
そこで今回は、日本在住の外国人20名に「日本のキャビンアテンダントの制服、かっこいい/かわいいと思いますか?」と質問してみました。
■かわいい。(ロシア/20代前半/女性)
■かわいいと思います。(フィリピン/40代前半/女性)
■かわいいと思う。(チュニジア/40代後半/男性)
■かわいいと思います。(韓国/40代後半/男性)
■かわいいと思う。(アルゼンチン/30代前半/男性)
■かわいいと思います。(マレーシア/30代前半/男性)
■かわいいです。(イスラエル/30代後半/女性)
■服はフォーマルだから普通ですが帽子がかわいいです。なので、帽子をかぶるともっとかわいく見えます。(タイ/30代後半/女性)
■はい、かっこいいと思います。(スペイン/30代後半/男性)
■かっこいいと思います。(ペルー/30代前半/男性)
■デザインや色はかっこいいと思います。(オーストラリア/40代前半/男性)
■かっこいいです。シンプルだけどいいですよね。(スウェーデン/40代後半/女性)
■はい、思います。(台湾/40代前半/男性)
■きれいだと思います。(アメリカ/20代後半/男性)
■はい。他の航空会社よりもいいです。(ブラジル/20代後半/男性)
大半が好意的な回答になりました。航空会社の制服の中で、特にその国の文化や個性が強調されるのがCA。伝統的な衣装が着物の日本では、ツーピースやワンピースが採用されています。
JALはファッションデザイナー・丸山敬太さんのデザイン。繊細さや美と機能性を融合しながらも「かわいい」印象があります。ANAは2015年2月から変更され、ニューヨーク在住のデザイナープラバル・グルン氏によるキャリア&モードな印象のデザインになるそう。現在の紺で落ち着きあるデザインも「かっこいい」印象でよいんですけどね。
その他、水色×黄色が鮮やかなバニラ・エア、黒でシックなエアドゥ、グレーに黄緑のスカーフが印象的なソラシドエア、パンツスタイルが珍しいスターフライヤーなどさまざまな制服が並びます。またLCC各社では、ピンクや黄緑などさらに豊富なデザインに。このバリエーションの多さが、好意的な印象につながっているのかもしれません。
■ちょっと硬すぎると思います。キャビンアテンダントは見た目が厳しそうです。(トルコ/30代前半/女性)
■ジェットスターの服装はシンプルすぎてあまり好きではない。(イギリス/20代前半/女性)
例えば、トルコ航空は、国を代表する高級ブランドVAKKOがデザインした制服ですが、襟の広がったシャツにトルコブルーをあしらったオリエンタル柄のスカーフで落ち着きがあります。日本のCAとそれほど違わないと思うのですが、対応の丁寧さやカチッとした髪型も含めると厳しい印象になってしまうのかも。
ジェットスターは赤ジャケットに茶のスカートがインパクトを感じさせるのになぜ…と思い調べたところ、ジャケットを脱ぐと黒一色のワンピースになるんですね。機内の印象が「シンプルすぎて」という回答につながったようです。
■最近日本の飛行機に乗っていないので、わかりません。(ドイツ/40代前半/女性)
■乗ったことがないのでわかりません。(ベトナム/30代前半/女性)
ドイツであればルフトハンザ、ベトナムであればベトナム航空の直行便があるので、日本以外、もしくは自国の航空会社を利用されているのでしょう。現在の日本のCAさんの制服を見て、どう思われるかが気になるところです。
日本の航空会社、というとやっぱりJALやANAを思い出してしまいますが、あらためて調べてみるとかなりたくさんの会社があるんですね。中堅、またLCCなど規模が小さくなるほど制服も個性的に、また色のバリエーションも増えていくことに気づいたアンケートでした。