楽天は12月15日、同社が運営するスマホ決済サービス「楽天スマートペイ」で「楽天スマートペイIC・磁気対応カードリーダー」の申込・販売を開始すると発表した。

「楽天スマートペイIC・磁気対応カードリーダー」

今回の発表は、楽天とビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)が、スマートフォンをカード決済端末として活用するソリューション、スマホ決済サービスの分野において、セキュリティを向上し、より安心・安全なカード決済の普及を目指すために連携してきた成果となる。

IC・磁気対応カードリーダーは、ICカードとPIN入力による本人確認でスマホ決済ができる。Visaのルールにのっとり、暗証番号を入力するPINパッドを用意。

ICチップの付いたクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードで決済する際に、認証をサインではなく、4桁の暗証番号を打ち込むことで決済作業を完了する。

リーダーの価格は7980円(税込)で、本体サイズがL97mm×W68mm×D18mm、本体重量118g。

両社は、ICクレジットカードの発行とEMV端末の設置をはじめとした各種最新のセキュリティ対策に取り組むことで、今後も引き続きより安心安全なインフラ環境を整えセキュリティに対する正しい情報の提供と理解促進を図るとしている。