リコーは、文書管理ソフトウエアの新製品として「Ridoc SmartNavigator V2」と「Ridoc Desk Navigator V4」を2015年2月2日に発売すると発表した。
「Ridoc Smart Navigator V2」は、Windowsベースのサーバソフトウエアの電子文書の保管・検索システムで、流通業での受注業務におけるファクス処理のペーパーレス化、製造業・建設業での図面、仕様書管理、その他 契約書、記録管理などの業務で利用できる。
新版では、従来の文書管理キャビネットに加え、受信トレイキャビネットが搭載された。また、同時発売の「Ridoc Desk Navigator V4」から「Ridoc Smart Navigator V2」の受信トレイにアクセスし、蓄積された文書を他のユーザーに再配信できる。さらに、大規模ドキュメント配信システム「Ridoc GlobalScan」からも受信トレイにデータ配信できるプラグイン機能を提供する。
「Ridoc Desk Navigator V4」は、WindowsベースのクライアントPCにインストールして使う文書管理のポータルソフトウエアで、ワーク グループ向け文書管理システムRidoc Smart Navigator V2のリッチクライアントソフトウエアとして利用できる。
新版では、「Ridoc Smart Navigator V2」に受信トレイ機能が追加されたことにより、「Ridoc Desk Navigator V4」では再配信機能が実装され、受信トレイに蓄積された文書を他のユーザーに再配信することが可能になった。また、ファイル形式の変換・印刷・ファクス送信・メール送信・保管といった複数の処理を「おしごと」としてボタンに登録し、まとめて実行できる。そのほか、印刷時にプレビュー画面でページ番号や日付の印字、印字位置の調整などが可能になっている。
「Ridoc Desk Navigator V4」は、従来の操作性はそのままに、編集が完了した文書の後処理(ファイル形式変換、送信、登録)など定型的な一連の処理をまとめて実行できる「おしごと機能」を追加した。
価格は「Ridoc Smart Navigator V2」が350,000円(1サーバライセンス)、「Ridoc Desk Navigator V4」が13,500円(1クライアントライセンス)。