ネットギアジャパンは、10GBASE-Tポートを2、10G SFP+スロットを2、合計4基の10Gアップリンクポートを持つスタッカブル・スマートスイッチ 「S3300シリーズ」4機種を、12月11日より販売開始した。

販売を開始したのは、1000BASE-Tポートを24ポート持つ「S3300-28X」、「S3300-28X」のPoE+(30W)対応機種「S3300-28X-PoE+」、1000BASE-Tポートを48ポート持つ「S3300-52X」、「S3300-52X」のPoE+(30W)対応機種「S3300-52X-PoE+」の4機種。価格はそれぞれ、11万円、19万円、19万円、33万円(いずれも税別)。

上からS3300-28X、S3300-28X-PoE+、S3300-52X、S3300-52X-PoE+

S3300シリーズのスマートスイッチは、シンプルなウェブベースのGUIを装備しており、IT専任の管理者がいない中小企業や支社・支店でも、直感的な操作でスイッチを設定・管理できる。

四基の10ギガビットポートは排他利用ではなく、同時にすべて使用することが可能で、10ギガのバックボーンを持つネットワークのエッジスイッチとして、また10ギガイーサネットのポートを持つサーバーやストレージ機器の接続に使用できる。

10ギガビットイーサネットポートはすべて、S3300シリーズスイッチを最大6台スタッキングするためのスタック用ポートとしても使用可能。S3300シリーズをスタックした際のバックプレーン速度は40Gbpsであり、スタック内にボトルネックの発生しない、ノンブロッキングな高速ネットワークを構築可能。

S3300シリーズの4機種はすべて、スタティックルート(静的なIP経路)を設定可能なレイヤー2+スイッチで、VLANやポートにIPアドレスを設定し、VLAN間やポート間でIPv4パケットをルーティングすることができる。