富士通と富士通研究所は、CO2やごみ排出量、病院数、地域内総生産など日本全国の地域に関するデータを市区町村単位で分析することができるツール「EvaCva(エヴァシーヴァ)」を12月11日よりWebサイトで公開した。
EvaCvaは、オープンデータを活用して、地域の特性を見える化するツールで、"Eva"は、Evalutate(診断する)を意味しており、また、 アダムとイブのイブに由来する「命」または「生きるもの」の意味合いも含めているという。"Cva"は、City Value(地域の価値)を意味している。
ツールは、富士通研究所が開発したLinked Open Dat技術を適用しており、使用しているLOD形式のデータをサイト上に公開している。これにより、ほかのオープンデータや顧客が持つデータとも組み合せて利用できる。
今後、SNSなどに投稿した意見を参考に機能拡充を図ることで、顧客とともに地域を活性化するイノベーションの創出を目指すという。
なお、サイトの公開は、2015年12月末までを予定している。