米Googleは12月4日(現地時間)、Google Appsのパートナープログラム一新を発表した。
Appsや、Chrome、Cloud Platform、Maps、Searchといった製品毎にわかれていたプログラムを、新しくGoogle for Work and Education Partner Program(英語サイト)に統一。この新プログラムにより、パートナーが、Googleの製品やサービスを統合的に扱うことを可能にし、ユーザーに紹介しやすくなる。
新しいパートナープログラムは、ユーザーの要望にあわせた3つのトラック「セールストラック:販売とマーケティングに特化したスキルをもち、販売実績が特に多いパートナー向け。既存顧客への対応や更新管理も含む」「サービストラック:販売、コンサルティング、トレーニング、デプロイメント、技術的サポートといったサービス全般のスキルをもつパートナー向けのトラック」「テクノロジートラック:Google for WorkおよびGoogle for Educationの各種製品を強化、補完、拡張する追加機能をもつ製品、およびそれをベースにした製品・サービスを開発するパートナー向けのトラック」で構成される(複数のトラックに加入が可能)。
また、最高のカスタマーエクスペリエンスを提供のため、パートナープログラムに加入条件とプロセスを変更し、2015年より順次適用する。
パートナーへは、「Google for Work Connect(営業コンテンツ、マーケティングキャンペーン、サポート資料、トレーニングなどを提供するパートナー向け情報共有サイト)へのアクセス」「プログラムに関する情報」「販売パートナーコンソール(発注・顧客管理ツール)」「Google for Work もしくは Google for Education の認定パートナーバッジの使用」「製品の販売およびマージン」「パートナー検索サイトへの掲載」を提供する。
また、各トラックごとに、より優れた経験とスキルをもつパートナーとしてプレミアパートナーを認定。プレミアパートナーには、「パートナーセールスのアサイン」「協業マーケティングの機会」「マーケティングファンドやインセンティブプログラム(予定)」「プレミアパートナー限定トレーニング、イベントへの参加」「認定プレミアパートナーバッジの使用」を追加で提供する。
Googleは、この新プログラムを通じ、引き続きパートナーへのサポートと投資を適切におこない、パートナーとともに、ユーザーに最高の製品・サービスを活用いただけるよう関係構築を強固にしていくとしている。