ネットイヤーグループは12月4日、米ExactTargetとパートナーシップ契約を締結し、Salesforce Marketing Cloudソリューションプロバイダーとして、その活用に関わる支援サービスの提供を開始した。

ネットイヤーグループは、マーケティングやWeb、モバイル、ソーシャルメディア、データ分析までの専門家を有し、顧客の成長戦略の策定からWebやアプリの設計、システム開発、その運用までをトータルに支援する企業。

「Salesforce Marketing Cloud」は、どのチャンネルやデバイスからでも顧客とリアルタイムのコミュニケーションを可能にする「カスタマージャーニープラットフォーム」で、企業内に点在するデータを一元化し、Webやモバイルアプリ、LINEとの連携などマルチチャネルへの拡張が可能なサービスとなる。

「Salesforce Marketing Cloud」

なお、同社が考える「オムニチャネル戦略」とは、徹底した顧客中心主義に会社を変革し、全社で取り組むデジタル時代の成長戦略だという。

オムニチャネルの実現にはいくつもの施策が必要であり、メールを起点とした顧客接点のほか、Webやモバイルアプリなどの接点を見直すことが重要で、顧客一人ひとりに適切なタイミングとコンテンツでコミュニケーションをする「カスタマージャーニー」の観点が不可欠だと説明する。