ヤフーは12月3日、イルミネーションに関する調査の結果を発表した。
「Yahoo!検索」で「イルミネーション」というキーワードの検索数は、例年10月中旬から伸び始める。その後、クリスマス直前の週末からクリスマス当日にかけてピークを迎える。2014年は、「中目黒 青の洞窟」が大きな話題になるなど、検索数が昨年を上回っているという。
検索する人の年代は、10代以下~60代以上と幅広く、若い世代だけでなく、中高年にも浸透していることがわかる。男女別の割合では女性の方が多めという結果になった。
「Yahoo!トラベル」で閲覧されている人気のイルミネーションスポットは、1位が三重県にある「なばなの里」。なばなの里は、園内の池の上をイルミネーションが飾る「水上イルミネーション」や、200メートルも続く「光のトンネル」など、園内各所でさまざまなタイプのイルミネーションで人気を集めている。地元だけでなく、関東から訪れる人も多い。
2位は、千葉県の「東京ドイツ村」、3位は栃木県の「あしががフラワーパーク」」、4位は神奈川県の「さがみ湖 イルミリオン」と関東勢が続いた。
なお、東京ドイツ村とあしかがフラワーパーク、10位の「江ノ島 湘南の宝石」の3つは、「関東三大イルミネーション」に認定されている。
都内の人気スポットに絞ると、青の洞窟が開催される「中目黒(目黒川)」がトップで、東京駅周辺の「丸の内」、東京ミッドタウンや六本木ヒルズがある「六本木」が人気を集めた。
丸の内エリアは、有楽町~大手町間の丸の内仲通り沿いの街路樹がシャンパンゴールドのイルミネーションで飾られており、大人の雰囲気のイルミネーションが楽しめる。
今回ランク外ではあったが注目のスポットとして熊本県の「再春館製薬所 サンクス・イルミネーション」、秋田県の「槻の木光のファンタジー」を紹介している。どちらも現地の人にとっては有名で"知る人ぞ知る"スポットになっている。