フィッシング対策協議会 STC 普及啓発ワーキンググループ(STC 普及啓発 WG)は12月3日、日本版「STOP. THINK. CONNECT.」を公開した。STOP.THINK.CONNECT.Messaging Convention Inc.との国際活動パートナープログラムに基づき、サイバーセキュリティ認知向上メッセージ キャンペーンの促進を図る。
グローバル版 「STOP. THINK. CONNECT.」ウェブサイトは、世界的なフィッシング対策ワーキンググループ 「Anti-Phishing Working Group(APWG)」と アメリカ合衆国の National Cyber Security Alliance(NCSA)を中心とした、民間企業、非営利団体及び政府機関の連合体が運営。2010年10月から、米国で運用を開始した。
サイバーセキュリティの意識向上を目的としたメッセージ配信を目的としており、英語やスペイン語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語など多言語による情報発信が行われている。
日本版サイトでは、グローバル版から抽出した情報の翻訳以外に STC 普及啓発 WG メンバーによる国内事情を考慮したインターネットをより安全な空間に保つ手助けとなる情報を発信。「学習資料」や「キャンペーン」「活動への参加紹介」「ヒントとアドバイス」「研究と調査」「ブログ」の情報を提供していく。
今後、STC 普及啓発 WGは日本国内においてサイバーセキュリティの意識向上における課題抽出を行うと共に、「STOP. THINK. CONNECT.」メッセージを活用していく方法を検討。
また、16の国と地域(12月1日時点)からなる国際活動パートナーメンバーとの情報交換を図りながら、オンライン環境がすべてのインターネット利用者にとって安全になることを目指した支援活動を行っていく。