クオリティソフトは12月1日、アルプスシステムインテグレーション(ALSI)と協業し、クライアント管理製品「QNDシリーズ」と脆弱性検出型クライアント管理クラウド「ISM CloudOne」でクラウド型URLフィルタリング機能の提供を開始すると発表した。

これまで、両クライアント管理ソフトでは従来型の「入口対策」として、OSやアプリケーションを最新の状態に維持して脆弱性のないクライアント環境を実現してきたが、今回の機能拡張「URL Filtering powered by InterSafe」で「出口対策」も提供する。

具体的には、万が一マルウェアに感染した場合でも、C&Cサーバーと呼ばれる外部サーバーへの通信を検知・遮断できるようになる。また、URLフィルタリング機能は入口対策としても有効で、危険なサイトへのアクセスも遮断できるようになる。

クラウド型URLフィルタリングとして提供するため、外出先であっても社内同様の端末保護ができ、社員のワークスタイルに合わせた利用が可能となる。

同機能はQND Advanceに標準搭載し、年間バージョンアップサービス加入期間であれば利用できる。また、「ISM CloudOne」では、オプション提供となる。2015年1月からの提供を予定している。