SNS利用率、LINEがFacebookやTwitterを大きく引き離す結果に--ニッセン調査

ニッセンが運営するプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」は12月1日、11月12日～19日の期間に、会員922名に対して行った「携帯電話に関する意識調査」を行い、その結果を発表した。

ニッセンもらえるネット会員の携帯電話利用者に「あなたが持っている携帯電話のキャリアは何ですか」と尋ねたところ、およそ半数が「docomo(46.2%)」と回答。次いで「au(30.8%)」「SoftBank(20.6%)」「Y!mobile(1.8%)」という結果だった。

また、MVNO(仮想移動体通信事業者)各社と答えた人は全体の0.1%で、MVNO各社が提供する格安SIMカードの利用者はまだまだ少数派であることがわかった。

また、「あなたはどのタイプの携帯電話をお持ちですか」の質問に対し半数以上が「スマートフォン(62.1%)」と回答。一方で「フィーチャーフォン(33.8%)」も依然として多い結果となった。そのフィーチャーフォンを利用している人に「スマートフォンに変えたいと思いますか」と尋ねたところ、「思っていない(67.4%)」が約2/3を占め、フィーチャーフォンからスマートフォンへの変更を望んでいないユーザーが多数いることがわかった。

「あなたの月の携帯電話料金はいくらですか」の質問に対し、「7,001円～9,000円(23.4%)」「1円～3,000円(19.4%)」となり、利用料金の二極化が明らかになった。また携帯電話キャリア大手4社別で見ると「1円～3,000円」と答えた人の割合が最も多かったのはY!mobileで、最も少なかったのはSoftBank。また、1万円以上の携帯電話料金を払っている人の割合は「SoftBank(17.2%)」が最も多かった。なお、一番少なかったのは「au(11.2%)」だった。

また、携帯電話を使う際、どの機能をよく使っているかという質問では、電話やメール、ネット閲覧、カメラといった主要機能以外で「LINE」が40.3%の1位となった。これは、Facebook(15.1%)、Twitter(11.1%)など、他のSNSを大きく引き返す結果となっている。

LINE利用者に使用頻度を尋ねたところ、「毎日」と回答した利用者が多く、61.1%を占めている。LINE使用頻度の男女比較では、女性の方が男性よりも概ね高い結果を記録。毎日利用する女性は32.4%で、男性の20.3%を10ポイント以上うわまわっている。