東京都はこのほど、西武鉄道と進めている西武池袋線(練馬高野台駅-大泉学園駅間)連続立体交差事業において、2015年1月に石神井公園駅付近-大泉学園駅間の上り線を高架に切り換える工事を行うことで、練馬高野台駅から大泉学園駅までの事業区間全線の高架化が完了すると発表した。
これにより、2011年に除却した1期区間の6個所と合わせ、事業区間内の9個所すべての踏切がなくなり、交通渋滞が解消される。
切り換え工事は、2015年1月24日の終電終了後から1月25日の初電車前にかけて行われる。同工事に伴う列車の運休は予定されていない。
同事業の事業者は東京都で、事業延長は約2.4km(I期区間:約1.2km、II期区間:約1.2km)、 事業費は約383億円(複々線化事業を含む総事業費は約509億円)となっている。