インプレスは、ネット通販事業者の経営やサイト運営に役立つ専門情報サイト「ネットショップ担当者フォーラム」監修のもと、日本のEC企業TOP100社の現状をまとめた「インターネット通販 TOP100調査報告書2014」を11月28日より提供開始している。

経済産業省の調査によると、2013年日本のEC市場規模(BtoC)は11.2兆円となり、昨年から166兆円の増加、5年前と比較すると1.83倍にまで成長したという。電子商取引(EC)の浸透度合を示す指標「EC化率」は、前年度から0.6ポイント増の3.7%となり、これは過去最大の増加となる。

日本のBtoC-EC市場規模の推移 資料:経済産業省「平成24年度我が国情報経済社会における基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」

また、EC市場規模(BtoC)に占める各ショッピングモールの動向では、楽天市場とアマゾンの2強がより存在感を増しており、2社のシェアを合計すると、2011年では44.4%、2012年では47.0%、2013年には48.1%となり、年々シェアが高まっていることがわかると説明する。

日本のBtoC-EC市場規模に占める各ショッピングモールの比率 資料:経済産業省調査、各社IR資料等からインプレス総合研究所作成

同報告書は、これら市場規模や推移の分析のほか、100社分の売上高や出店モール、ユーザー状況、デバイス比率、ソーシャルメディア対応などの詳細データを記載。価格は、CD(PDF)版が6万8000円(税別)で、CD(PDF)版に冊子版の付くものが7万8000円(税別)となる。