エネルギー資源開発は11月27日、北九州市若松区響灘地区に国内最大のバイオマス燃料集配基地を建設すると発表した。
年間最大取扱量は200万トンを見込んでおり、バイオマス燃料貯蔵施設として国内最大となるという。同基地の建設予算は約30億円で、運用は平成29年度を予定している。
燃料は、北米やアジアから輸入する未利用木材・農作物残渣を原料とする。これらの燃料は、電力固定価格買取制度対象のバイオマス火力発電所だけでなくCO2削減を目指す石炭火力発電所にも供給する。
同社は同事業について、バイオマス燃料を活用することで、北九州市が目指す低炭素社会、ひいては循環型社会の構築に寄与していくとしている。