メディバンは、誰でも無料で利用できるクラウド型マンガ制作ソフト「Cloud Alpaca」(クラウドアルパカ)をリリースした。Windows版とMac版がそれぞれ公開されている。
「Cloud Alpaca」は、2011年のリリース以来、150万ダウンロードを誇る人気のWindows/Mac用ペイントツール「Fire Alpaca」の機能をそのままに、誰でも簡単にマンガを描けることを目指した、クラウド型のマンガ制作ツール。紙に絵を描くような自然なタッチでデジタルマンガを描画できるほか、コマ割りやフキダシ制作、トーン貼り、パース補助線、ページ管理機能など、マンガ制作をサポートする多彩な機能を搭載している。制作したデータはクラウド上に保存されるため、どこからでもデータを呼び出してマンガを描くことが可能だ。
また、12月中には、複数の人と協力してマンガを制作できる「チーム製作機能」が搭載予定となっているほか、同ソフトと連携するスマホ向けネーム制作アプリ「マンガネーム」のリリースも予定されている。さらに、同ソフトで描いたマンガをワンクリックで電子書籍販売ストアに投稿できる「販売連携機能」が近日中に実装されるということだ。
対応OSは、Windows版がXP/Vista/7/8以降、Mac版はOS X 10.7以降。ソフトウェアはこちらのWebページから誰でもダウンロードして完全無料で使用できるが、クラウドを利用するにはユーザー登録(無料)が必要だ。ちなみに、Twitter、Facebook、Yahoo!ID、Google+のアカウントでも登録できる 。