カブクは、同社が運営する3Dプリント技術を使ったものづくりマーケットプレイス「rinkak(リンカク)」にて、3Dプリント造形を活用した賞金総額100万円の「3Dプリントデザインコンテスト」を実施すると発表した。作品の応募締め切りは2015年1月19日 19:00まで。

3Dプリントデザインコンテスト 特設サイト

同コンテストは、3Dプリンタを活用した自由度の高いデザインの応募・活用を通じ、デジタルファブリケーションの魅力を広くPRする取り組みの一環として実施する、世界中のクリエイターを対象とした国際コンテスト。応募テーマは「Make WOW!」。規定の3Dデータで作成した、3Dプリントが可能なファッション・インテリア・スマホ・ガジェット・フィギュアなどの分野の作品が応募対象となる。プロフェッショナル・アマチュア、法人、個人、チームを問わず、どの国籍、年齢、職業でも応募が可能。

また、最優秀賞(1名)には賞金50万円とrinkak利用権20万円、3Dプリンタが、優秀賞(1名)には賞金20万円とrinkak利用権10万円が贈られる。そのほか、特別企業賞(1名)には「Stratasys Maketbot Replicato」がプレゼントされるという。加えて、参加賞として、応募者全員にrinkakクーポン2,000円分が贈呈される。

なお、「rinkak(リンカク)」は、3Dプリンタなどのデジタル製造技術を用いたものづくりマーケットプレイス。ユーザーは同サイトに3Dデータをアップロードすることで、高度な製造設備を用いてプロダクトを製造することができる。受注ごとにオンデマンドで製造するため、クリエイターは在庫を持つことなくひとつからプロダクトを販売可能。素材に関しても、一般的なプラスチックだけでなく、陶器や金属、ラバーまで多様な素材で作品を製造することができるということだ。