日本マイクロソフト(日本MS)は11月18日、NHKメディアテクノロジー(NHK－MT)と、クラウドサービスを基盤とした次世代の映像制作の分野で連携すると発表した。

同連携によりNHK－MTは、次世代クラウド映像制作支援ツール「Coll＠Board(コラボード)」にてMicrosoft Azureを採用し、日本MSは、Coll＠Boardの開発・提供サポートを行っていく。

Coll＠Boardとは、NHK－MTが2013年11月より開発を行う、クラウド型の次世代映像制作環境。素材収集やメタデータ作成、ラフ編集、プレビュー、アーカイビングなどの実施を、撮影場所などの現場にて可能とする。

日本MSとNHK-MTの連携イメージ

日本MSによる支援では、映像転送やエンコード、暗号化、配信に関わるクラウドプラットフォームをAzureで設計・実装するための技術協力や、放送業界だけでなく、教育機関や医療機関など他業種に対する営業のサポートも行うという。

両社は今後、3年間で50プロジェクトの獲得を目指す考えだ。