モバイルアナリティクス機能を提供する独adjustは11月17日、東京と上海に新しく現地オフィスを開設したと発表した。東京オフィス所在地は、港区・赤坂となる。
adjustは、モバイルアトリビューション・アナリティクスの企業で、アプリマーケティングの担当者に対し、包括的なビジネスインテリジェンスプラットフォームを提供。広告ソースの寄与度を、アナリティクスとランキング、レーティング、レビューといったストア統計情報と結びつけることで明らかにする。
11月時点において、同社の売上の20%以上は日本とその近隣国市場よりもたらされており、2014年第3四半期の同地域における売上成長は、300%を超えるという。
これを背景に、同社は、東京都港区赤坂にadjust現地法人を設立。日本・アジア太平洋地域シニアバイスプレジデント兼 adjust マネージング・ディレクターには、サンフランシスコを拠点としたモバイルアナリティクス企業のUpsightにてアジア太平洋シニアマネージングディレクターを務めた経歴をもつショーン・ボナム氏(Shawn Bonham)が着任する。
ローカライズされた同社の製品とドキュメンテーションは、2014年末にかけて日本で提供される予定で、同社ダッシュボードの日本版は、英語版のインタフェースに完全統合されるという。