11月26日、東京都千代田区において「IT活用はTCOではなくROIで選ぶ時代 導入事例に学ぶデータ活用によるアップセル・クロスセルの勘所」(主催 マイナビニュース)と題したデータ活用セミナーが開催される。セミナーでは、デジタルテクノロジーで消費者にユニークな体験を提供する電通レイザーフィッシュの事例も紹介される予定だ。
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電通レイザーフィッシュは、消費者との相互コミュニケーションを通じ、ビジネスを成功に導こうという新しいソリューションサービス「次世代コミュニケーションプラットフォーム(NGCP)」を展開している。
同社のWebサイトには、そのテクノロジーの一端が紹介されている。例えば、「AUDI CITY LONDON」に設置されたマルチタッチディスプレイでは、数百万通りあるという組み合わせの中から自分だけの車を構成することができる。お気に入りの車を構成した後は、フロアの壁一面に設置されたディスプレイに、構成した車を360度マルチビューで映し出すことができる。
NGCPは大きく3つのフレームワークで構成されており、モーションセンサーやスマートフォン、タブレットなどを利用したエクスペリエンスを提供する部分、顧客管理や在庫管理など顧客とのコミュニケーションを支えるコマース部分、ログデータや購買データを蓄積・分析するアナリティクス部分と大別できる。コマース・フレームワークには、株式会社ゼンクから「SugarCRM」を使ったシステムが開発ツールとして提供されている。
開発生産性の高さやオンプレミスだけでなくクラウド環境でも利用できる柔軟性、コストパフォーマンスの高さなどがSugarCRMの特長だ。セミナーでは、株式会社ゼンク代表取締役 増田 芳憲氏による「SugarCRM」の導入事例やエンタープライズ向けソリューションの紹介が行われる。増田氏は、OSSコンソーシアム理事、一般社団法人オープンソースライセンス研究所理事を務めるなどオープンソースソフトウェアの普及、啓蒙活動にも積極的に参加しており、世界1,000万以上のダウンロードを誇るSugarCRMの魅力にも迫れる。
当日は、株式会社電通レイザーフィッシュ テクノロジーダイレクター 坂田 英宣氏から「ビッグデータをどう活用? オムニチャネルに必須のビッグデータ」と題した事例講演や、マップアール・テクノロジーズ株式会社 三原 茂氏による「MapR」の導入事例も紹介される。また、Talend株式会社 マーケティングディレクター 寺澤 慎祐氏からは、「ROIを向上させるビッグデータ統合テクノロジーのご紹介」というセッションも予定されており、最新のITテクノロジーや導入事例を学べる機会となるだろう。
開催概要
- タイトル:「IT活用はTCOではなくROIで選ぶ時代 導入事例に学ぶデータ活用によるアップセル・クロスセルの勘所」
- 日時:2014年11月26日(水) 13:30(開場 13:00)~16:20
- 会場:パレスサイドビル 東コア2F マイナビルームS 東京都千代田区一ツ橋1-1-1
- 申し込み締め切り:2014年11月25日(火) 18:00まで
- 主催:株式会社マイナビ マイナビニュースセミナー運営事務局
- 協賛:株式会社ゼンク、マップアール・テクノロジーズ株式会社、Talend株式会社