Texas Instruments(TI)は11月11日、IoT(モノのインターネット)向けに設計されたSimpleLink Wi-Fiデバイス「CC3100/3200」が、チップレベルでWi-Fi CERTFIED認証を取得したと発表した。
同製品は、業界で初めてWi-Fi Alliance認証をチップレベルで取得した。このWi-Fiロゴ承認シールによって、Wi-Fiネットワーク内での相互接続に必要なすべてのソフトウェアとハードウェアの機能をオンチップに内蔵していることが確認できるとともに、これらをIoTシステムに簡単に統合することができる。すでに、チップサンプルをはじめ、「CC3200」ローンチパッド評価キットや、「CC3100」ブースタパックプラグインボードが提供されており、家庭用や産業用、民生用の幅広いエレクトロニクス製品に組み込みWi-Fiやインターネット接続機能を追加することができるという。この他、日本のユーザーが使いやすいTELEC技適認証をはじめ、各国電波認証(FCC/IC、ETSI)取得済みモジュールも提供されている。
なお、価格は「CC3100」が1000個受注時で6.70ドル、「CC3200」が同7.99ドル。また、「CC3200」ローンチパッドが29.99ドル、「CC3100」ブースタパックと「CC31XXEMUBOOST」、「MSP-EXP430F5529LP」のバンドル品が49.99ドル、「CC3100BOOST」と「CC31XXEMUBOOST」のバンドル品が36.99ドルとなっている。