三菱電機は11月11日、TFT-LCDモジュール「DIAFINE」の産業用途向けの新製品として、12.1型WXGA(1280×800画素)対応の「AA121TH01/11」、および15.0型SXGA+(1400×1050画素)対応の「AA150PD03/13」2機種を発表した。

同製品は、上下左右視野角が170度と広く、設置場所の多様化に対応する。また、高輝度な他、1000:1の高コントラストを有しており、明るい場所での視認性を確保している。さらに、-30℃~+80℃の広い動作保証温度範囲で、屋外などの厳しい温度環境に対応する。そして、「AA121TH01/AA150PD03」はLEDドライバ回路を内蔵しており、最終製品のコスト削減と小型化に貢献する。この他、バックライトに白色LEDを採用し、10万時間(25℃の常温における標準値)の長寿命を実現している。

なお、サンプル価格は12.1型で500cd/m2の「AA121TH01」が9万円(税抜き)、12.1型で1000cd/m2の「AA121TH/11」が10万円(税抜き)、15.0型で500cd/m2の「AA150PD03」が11万円(税抜き)、15.0型で1000cd/m2の「AA150PD13」が12万円(税抜き)。12月1日から順次発売する。

(左)15.0型SXGA+対応の「AA150PD03/13」、(右)12.1型WXGA対応の「AA121TH01/11」