国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は11月10日(米国時間)、SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)によるシリコンウェハ業界の分析結果をもとに、2014年第3四半期の世界のシリコンウェハ出荷面積を発表した。

同発表によると、同四半期に出荷されたシリコンウェハ面積は25億9700万平方インチで、2014年第2四半期の25億8700万平方インチから0.4%の増加、前年同期比では11.0%増となったという。

この値は、ウェハメーカーよりエンドユーザーに出荷された、バージンテストウェハを含む鏡面ウェハ、エピウェハ、ノンポリッシュドウェハを集計したもので、SEMIでは、「シリコンウェーハ出荷面積が過去最高水準となった第2四半期から横ばいとなった。第1四半期から第3四半期までの累積出荷面積では、前年同期比10%の成長となった」とコメントしている。