ブイキューブは11月11日、東京恵比寿の「恵比寿ガーデンプレイス」内にWebセミナー配信専用スタジオ「Studio Octo(スタジオ オクト)」を11月12日よりオープンすると発表した。
「Studio Octo」には、名前のとおり大小8つのスタジオのほか、控え室やメイクルームを備える。4Kカメラのほか、全スタジオがHDカメラを常備し、CG合成したライブ配信・収録ができる。広さは全体で約400平方メートル。小中スタジオにはスイッチャーを導入し、全スタジオにカラー吸音パネルを配備している。
大スタジオ(1室)は約100平方メートルで、背景合成撮影や約30人を収容するリアルセミナーと同時配信が可能。料金は1日18万円。
中スタジオ(1室)は約40平方メートルで、3~5人のディスカッション型セミナーや、講師が座った形式でのV-CUBEプレゼンターの収録・配信ができる。料金は1日12万円。
小スタジオ(5室)は約20平方メートルで、1~2人が講師となるセミナーや、ベーシックなスタイルのV-CUBEセミナーの収録・配信ができる。料金は1日6万円。
ブイキューブ 代表取締役社長 間下直晃氏は、このようなスタジオをオープンした背景を「医療、製薬などのセミナー、会社説明会、IRのオンライン化などオンラインセミナーが伸びているが、一般のスタジオには配信設備がない。そういった需要に応えたものだ」と説明した。
今のところ、同社の「V-CUBE Webセミナー」を利用者の専用スタジオで、外販する予定はないという。