やさしい手は11月11日、ソフトバンクテレコムとセントラル警備保障との業務提携により、高齢者を対象にした見守りサービス「あったか声かけサービス」を提供開始すると発表した。

「みまもりケータイ3 SoftBank 202Z」

同サービスは、ソフトバンクテレコムが提供するGPS機能付きのソフトバンクモバイルの携帯端末「みまもりケータイ3 SoftBank 202Z(以下「みまもりケータイ」)」をケアコール用の端末として用い、やさしい手が利用者ごとに作成する「暮らしのプラン」に基づいて、月に1度の定期的な電話連絡、年中無休の電話相談、サービス経過記録閲覧サービス、セントラル警備保障が提供する緊急時の駆けつけサービス「CSPケータイdeアシスト」を連携させ、個別ニーズに基づく継続的な声かけ、安否確認、生活相談・支援を行うもの。

具体的には、「生活相談サービス」「日常的見守り支援サービス」「福祉サービス利用援助・生活支援サービス」から構成される。

生活相談サービスでは、専門職相談員(社会福祉士、介護福祉士など)がアセスメントを行って個別援助計画を作成し、月に1回連絡を行う。また、「現在の生活状況の定期モニタリング」「電子カルテを用いた問題点のレビュー」「疾患管理のサポート」「緊急カードの送付」も行われる。

日常的見守り支援サービスでは、「みまもりケータイ」のボタンを押すだけで、365日8時から22時までやさしい手コールセンターへつながり、利用者のご要望に応じて定期的に安否確認や服薬確認などの連絡を行う。

福祉サービス利用援助・生活支援サービスでは、利用者にとって必要なサービスを適切に選択し提案する。

「あったか声かけサービス」の基本料金は月額1500円で、声かけサービス追加分が月1回250円、みまもりケータイ位置捜索サービスが1回200円、やさしい手の翌日以降の訪問料金が1回1時間5000円、セントラル警備保障の緊急時の駆けつけ料金が1回1時間が5500円となっている(いずれも税別)。