東京都千代田区で12月11日、「大企業のための情報漏洩対策セミナー~情報漏洩が起こる事を想定した対策を講じる~」と題したセミナーか開催される。

「大企業のための情報漏洩対策セミナー~情報漏洩が起こる事を想定した対策を講じる~」の参加申し込みはこちら(参加費無料、12月11日(木)開催、東京都千代田区、開場12:30~)

相次ぐ情報漏洩による企業への影響が懸念される昨今、どのようにセキュリティ対策に向かっていくべきなのか? コンプライアンスなど社内での平時における危機対応から技術的な最新動向まで実務経験豊富な講演陣が具体的な対策を教えてくれる。

基調講演には、長島・大野・常松法律事務所 弁護士 辺 誠祐氏による「機密情報漏洩事件への平時の備えと危機対応」が予定されている。辺氏は、コンプライアンスや危機管理・企業不祥事対応での実績があり、講演では最近の重大な情報漏洩事件を踏まえた上での初動対応や平時の備えについて解説が行われる。

株式会社ラックからは、「いま、自分たちの組織から情報が漏れてしまう危険性-情報漏洩対策のための最重要課題-」と題したセッションが、セキュリティプロフェッショナル本部 プロフェッショナルサービス統括部 コンサルティングサービス部 情報技術解析グループ グループリーダー 内田 法道氏により行われる。内田氏は、同社で技術面及び管理面の情報セキュリティコンサルティングに従事し、リスクアセスメント、対策計画立案、緊急対応後のフォローなどに携わる。内閣官房情報セキュリティセンターでの、政府機関統一基準の策定等にも従事するなど、経験豊富な同氏からの提言は必聴。

また、ハミングヘッズ株式会社 顧問 石津 広也氏からは、「WindowsAPI監視技術による抜本的情報漏洩対策」が予定されている。Windows API監視でセキュリティリスクを封じ込める技術で情報漏洩対策を長らく培ってきた実績がある。セッションでは、さらに標的型攻撃対策を組み合わせた抜本的情報漏洩対策、煩雑な管理や運用を避けながらの情報漏洩対策が紹介される。

さらに、ネットエージェント株式会社 代表取締役社長 杉浦 隆幸氏により、「権限のある人からの情報漏洩の防御方法と対処方法」と題し、セキュリティ技術とセキュリティを組み込んだ運用で、権限のある人からの情報漏洩を防ぐ方法、早期発見、実際に起きてしまったときの対処方法が紹介される。

ヤフー株式会社 社長室リスクマネジメント室 プリンシパル 高 元伸氏からは、Yahoo! JAPANでの事例を交えた「被害を最小限に抑える事故対応フロー」が予定されている。発生リスクを抑えつつ、実際の発生による影響を如何に最小に抑えるべきか?ソフトバンク株式会社セキュリティ対策室長補佐、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクモバイル株式会社セキュリティ本部長などの経歴を持つリスクマネジメントのスペシャリストの特別講演となる。

同セミナーの詳細は以下の通り。

  • タイトル:第4回マイナビニュースITサミット 大企業のための情報漏洩対策セミナー~情報漏洩が起こる事を想定した対策を講じる~
  • 開催日程:2014年12月11日(木) 13:00(開場 12:30)~17:30
  • 定員:100名
  • 申込締め切り:2014年12月10日(水) 18:00まで
  • 参加費:無料
  • 会場:株式会社マイナビ マイナビルーム2F-S 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 パレスサイドビル
  • 主催:株式会社マイナビ マイナビニュースセミナー運営事務局
  • 協賛:株式会社ラック、ハミングヘッズ株式会社